倉庫バイトで腰痛にならないには?経験者70人のうち30人が書いた腰の負担と対策
「倉庫バイトって、腰を痛めない?」
「腰痛持ちだけど、働けるのかな」
「どの作業なら腰にこないんだろう」
倉庫バイトを探していると、腰の心配はどうしても出てきます。荷物を運ぶ仕事なので、当然の不安です。
ピッキングバイト.comは、倉庫バイトの経験者70人にアンケートを取りました。そのうち30人が、聞かれてもいないのに腰のことを書いていました。
この記事では、腰について書いた人の回答を原文のまま出します。何をしていて腰にきたのか、どう防いでいたのかが分かります。

腰にくる理由は1つではありませんでした。会社と作業で、はっきり分かれています
- 経験者70人のうち30人が腰の負担を書いた(Amazon11人・佐川11人・ピッキング調査8人)
- Amazonと佐川の40人では22人。その原因は重い荷物11人・歩く立ちっぱなし11人・同じ姿勢5人(重複あり)
- Amazonは「歩く」が7人、佐川は「重い荷物」が7人。会社で理由がちがう
- ピッキングも仕分けも、それぞれ11人中7人が腰のことを書いた。梱包は4人中1人
- 主婦5人は5人全員が腰について書いた
- 腰のことを書いた22人でも、16人が「また働きたい」
- 対策の話でいちばん多いのは靴で9人(うち7人が準備をすすめた)。ストレッチとコルセットは0人
- 腰のことを書いた人の時給は平均1,293円。書いていない人は1,263円で、差は30円
- ピッキング… 棚から商品を集める作業
- 仕分け(荷引き)… 流れてくる荷物を、自分の担当の場所へ引き寄せて行き先ごとに分ける作業
- 小物仕分け… 封筒や小さい箱を分ける作業
- 荷下ろし(荷卸し)… トラックから荷物を下ろす作業
- ラベリング(シール貼り)… 商品にシールを貼る作業
- パッキング(梱包)… 商品を箱に詰める作業
- ベルトコンベア… 荷物を乗せて流す帯のような機械
- 繁忙期… 荷物が一気に増える時期(年末やセールのころ)
- 安全靴… つま先に硬い芯が入った作業用の靴
- 生データ… アンケートの回答を、手を加えずにそのままのせた資料
この記事の「腰のことを書いた人」は、回答のどこかに「腰」と書いた人のことです。書いていない人とくらべて、ちがいを見ていきます。
- 倉庫バイトで腰を痛める人は多い?経験者70人のうち30人が腰の負担を書いた
- 倉庫バイトで腰を痛める原因は3つ。重い荷物・歩く立ちっぱなし・同じ姿勢
- Amazonは「歩く」、佐川は「持ち上げる」。会社で腰にくる理由がちがう
- 腰にくる作業はどれ?ピッキングも仕分けも11人中7人が腰のことを書いた
- 腰の負担を書いたのはどんな人?主婦は5人全員、30代は14人中10人
- 腰の負担を書いた22人の点数。きつさ3.91でも16人が「また働きたい」
- 倉庫バイトの腰痛対策。経験者がいちばん多く書いたのは靴で9人
- 腰を痛めやすいのはいつ?最初の数週間と繁忙期
- 腰痛持ちでも倉庫バイトはできる?注意点に腰を書いた9人の答え
- 腰の負担と時給。腰のことを書いた21人の平均は1,293円
- 倉庫バイトの腰痛についてのよくある質問
- 倉庫バイトの腰痛は、原因を知って足元から防ぐ
当サイトは、3つのアンケートを取っています。Amazon倉庫の20人、佐川急便の倉庫の20人、ピッキングバイトの30人です。
回答の文章を全部読み、「腰」という字が出てくる人を数えました。
| 調査 | 腰について書いた人 |
|---|---|
| Amazon倉庫の20人 | 11人 |
| 佐川急便の倉庫の20人 | 11人 |
| ピッキングバイトの30人 | 8人 |
| 合計70人 | 30人 |
70人のうち30人です。腰について答える設問は、どの調査にもありません。
それでも、10人に4人ほどが自分から書いていました。倉庫バイトと腰は、切り離せない話だと分かります。
Amazonと佐川の40人は、同じ35問に答えています。腰の話がどの設問で出てきたかを数えました。
| 腰の話が出てきた設問 | 人数(22人・重複あり) |
|---|---|
| 体力的にきつかった点 | 18人 |
| これから働く人への注意点 | 9人 |
| 体験談 | 8人 |
| また働きたい理由 | 2人 |
いちばん多いのは、きつかった点を聞いた設問でした。注意点として、次の人に腰のことを伝えた人も9人います。
ここから先は、この40人のうち腰のことを書いた22人を中心に見ていきます。
ピッキングバイトの30人は、8つの設問だけの調査です。その中の「辛かったこと」でも、腰の話が出てきます。
休み明けや長期休暇後に作業をすると、高確率でぎっくり腰になる
出典:ピッキングバイト実態調査 2025年9月実施【生データ】

「ぎっくり腰」は、急に腰に強い痛みが出る状態のことです。休み明けに起きやすいと書いています。
ピッキング作業は一見単純で取り組みやすそうに見えますが、実際は長時間同じ姿勢で立ち続けたり、重い荷物を扱ったりと体力的に負担が大きい仕事です。また、決められた時間内に正確に商品を集める必要があるため、集中力やスピードも求められます。単調な作業が続くことで飽きやすく、精神的にも疲れやすいため、長期的に続けるのは難しい面がありますし、ピッキングミスも精神的にきますし、とにかく腰に来ますので仕事としてはオススメできません。
出典:ピッキングバイト実態調査 2025年9月実施【生データ】

この人は50歳で、ピッキングを2年続けていました。それでも最後に書いたのは腰のことでした。
腰のことを書いた22人が、何をしていて腰にきたのかを分けました。腰と同じ回答の中に出てくる言葉で分けています。
| 腰にきた理由 | 人数(22人・重複あり) |
|---|---|
| 重い荷物を持つ・持ち上げる | 11人 |
| 歩き回る・立ちっぱなし | 11人 |
| 同じ姿勢・中腰・前かがみ | 5人 |
※回答に出てくる言葉をもとにした当サイトの集計です。「重い」「持ち上げ」「歩」「立ちっぱなし」「中腰」「同じ姿勢」などで数えました。
1人が2つの理由を書いていれば、両方に数えています。これが「重複あり」の意味で、足すと22人より多くなります。
重い荷物と、歩く・立つが同じ11人で並びました。腰にくるのは重い物だけではない、ということです。
まず、いちばん想像しやすい理由です。重い荷物を何度も持ち上げると、腰にきます。
米袋や飲料のケースなど20kgを超える荷物を数時間にわたって持ち上げ続けるため、腕と腰の疲労が限界を超えます。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

この人は佐川急便で、トラックから荷物を下ろしていました。米袋や飲料の箱は、1つで20kgを超えることがあります。
飲料水やプロテイン、洗剤の詰め替えなど、重い荷物が集中して流れてくると腰や腕への負担がかなり大きく、翌日は筋肉痛がすごかったです。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

こちらは仕分けです。重い荷物は、決まった時間にまとめて流れてくることがあります。
2つ目は、重さではなく距離です。広い倉庫を1日中歩くと、腰にも疲れがたまります。
Amazon倉庫で体力的にきつかったのは、長時間立ちっぱなしで歩き続けることです。倉庫がとても広く、一日に何万歩も歩くこともあり、足や腰にかなり負担がかかりました。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

この人は10代の学生で、Amazonでピッキングをしていました。重い物を持つ話は書いていません。
長時間の立ち作業が続く点が一番きつかったです。荷物量が多い日は足や腰に疲れが溜まりやすいと感じました。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

佐川の仕分けでも、立ちっぱなしで腰にくると書いた人がいます。歩かない持ち場でも、立ち続けるだけで負担になります。
3つ目は、見落とされやすい理由です。中腰や前かがみのまま、同じ姿勢で作業し続けることです。
若干屈んでの作業、かつ同じ姿勢を維持して仕事をし続けるということから腰と手の負担がとてもあり、きつかったです。体制を変えようとしたら荷物から目を離してしまうのでそうしたら作業が遅れることもあり得姿勢を変えることもできません。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

流れてくる荷物から目を離せないので、姿勢を変えられません。楽な姿勢に直す、という逃げ道が無いのがつらい所です。
長時間、中腰で同じ作業を行うため、腰がきつい
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

同じ態勢で何時間もダンボールを組み立てなければいけないのが辛かったです。段々腰や脚が痛くなってくるので正直大変です。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

下の人はAmazonで、段ボールを組み立てる梱包でした。重い物を運ばない作業でも、同じ姿勢が続けば腰にきます。
22人を会社ごとに分けると、はっきり差が出ました。腰のことを書いた人数はAmazon11人・佐川11人で同じです。
| 腰にきた理由 | Amazon(11人)/佐川(11人) |
|---|---|
| 歩き回る・立ちっぱなし | Amazon 7人/佐川 4人 |
| 重い荷物を持つ・持ち上げる | Amazon 4人/佐川 7人 |
| 同じ姿勢・中腰・前かがみ | Amazon 2人/佐川 3人 |
※回答に出てくる言葉をもとにした当サイトの集計です。重複があります。
Amazonは歩く・立つが7人、佐川は重い荷物が7人でした。同じ腰の痛みでも、原因がちがいます。
Amazonで腰のことを書いた11人のうち、7人がピッキングでした。棚から商品を集めるので、とにかく歩きます。
広い倉庫内を歩き回るため、仕事が終わると結構な頻度で足腰に負担がかかります。特に繁忙期はピッキング量が多く、立ちっぱなしの時間が長いのでちょっときつかったです。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

この人は小田原の倉庫で、週5日の日勤でした。繁忙期は立ちっぱなしの時間がさらに延びると書いています。
ただしAmazonでも、重い荷物がないわけではありません。
重たい荷物を持った時に腰がとても痛かった。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

この人は20代の学生で、ピッキングを週1日していました。棚から集める商品の中に、重い物が混ざることがあります。
佐川で腰のことを書いた11人のうち、7人が仕分けでした。流れてくる荷物を持ち上げて、行き先ごとに分けます。
仕分け作業では、重い荷物を何度も持ち上げたり運んだりする動作が多く、腕や腰、足に大きな負担がかかりました。長時間立ちっぱなしで作業するため、後半になると足がパンパンになり、集中力も落ちてしまいました。また、スピードを求められる現場だったので、休憩以外ほとんど動き続ける状態が続き、体力的にかなり消耗しました。特に繁忙期は作業量が増え、帰宅後もしばらく疲れが抜けないほどでした
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

持ち上げる回数が、とにかく多い仕事です。1回は軽くても、何百回と続けば腰にきます。

Amazonなら靴と足、佐川なら持ち方と腕。準備するものが少しちがいます
今度は担当業務で分けます。業務ごとの人数と、そのうち腰のことを書いた人数です。
| 担当業務(40人) | 腰のことを書いた人/業務のきつさ平均 |
|---|---|
| ピッキング(棚から商品を集める) | 11人中7人/きつさ3.64 |
| 仕分け(荷引き) | 11人中7人/きつさ3.91 |
| 荷下ろし(トラックから下ろす) | 5人中2人/きつさ4.20 |
| ラベリング(シール貼り) | 4人中2人/きつさ4.25 |
| 小物仕分け(小さい荷物を分ける) | 4人中2人/きつさ3.50 |
| パッキング(梱包) | 4人中1人/きつさ3.25 |
| その他 | 1人中1人/きつさ5.00 |
きつさは5段階で、5に近いほどきついという意味です。「その他」は1人だけなので、比べる対象から外してください。
ピッキングは11人中7人、仕分けも11人中7人です。人数の多い2つの業務で、半分を超えました。
梱包は4人中1人でした。業務のきつさも3.25で、いちばん低い数字です。
荷下ろしで腰のことを書いたのは、5人中2人でした。割合だけなら、ピッキングより低くなります。
それでも、腰について一番強い言い方をしたのは荷下ろしの人です。この人の注意点は、あとの「腰痛持ち」の所で紹介します。
荷下ろしは業務のきつさも4.20でした。1人だけの「その他」を除くと、シール貼りに次いで2番目に高い数字です。
封筒や小さい箱を分ける小物仕分けは、腰にやさしい持ち場に見えます。それでも4人中2人が腰のことを書いていました。
比較的小型のものを扱ったがそれでも重量が重いものもあり、短期間でしたが腰など体力的にしんどかったです。
時間内にさばく量も多く、プレッシャーがかかり大変でした。
夏場だったため、暑さが辛かったこともあります。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

重い荷物があるので、腰などを痛める可能性がある
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

小さい荷物でも、中身が重いことがあります。「小物だから腰は大丈夫」とは言い切れません。
業務ごとのきつさは、別の記事でくわしく比べています。
腰について書いた22人が、どんな人だったかを見ます。先に、40人全体の内訳を出しておきます。
| 年代(40人の内訳) | そのうち腰のことを書いた人 |
|---|---|
| 10代 | 2人中1人 |
| 20代 | 8人中5人 |
| 30代 | 14人中10人 |
| 40代 | 10人中5人 |
| 50代 | 3人中0人 |
| 60代 | 3人中1人 |
30代は14人中10人が腰について書いていました。50代の3人は、1人も腰のことを書いていません。
年を取るほど腰にくる、という結果にはなりませんでした。ただし50代と60代は3人ずつなので、この数だけで決めつけないでください。
60代で腰のことを書いた1人は、Amazonでピッキングをしていました。
歩き回る距離が長く立ち仕事で足腰に、かなり負担がかかりました。最初は作業スピードについていくのが大変でしたが、段取りが身につくと効率よく進められ
チームで目標数を達成したときの満足感は非常に大きかったです。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

この人は週5日の日勤で、最後は「また働きたい」と答えています。年齢と働き方のくわしい話は、ピッキングバイトの年齢層の記事にまとめています。
膝について書いた人は、40人のうち2人でした。どちらも腰と一緒に、膝の疲れや不安を挙げています。
性別と職業でも分けました。
| 性別(40人の内訳) | そのうち腰のことを書いた人 |
|---|---|
| 女性 | 17人中11人 |
| 男性 | 23人中11人 |
| 職業(40人の内訳) | そのうち腰のことを書いた人 |
|---|---|
| 主婦 | 5人中5人 |
| 派遣社員 | 3人中2人 |
| フリーター | 7人中4人 |
| 学生 | 4人中2人 |
| 正社員 | 15人中7人 |
| 自営業 | 6人中2人 |
主婦の5人は、5人全員が腰のことを書いていました。女性も17人中11人で、男性の23人中11人より割合が高くなりました。
佐川急便の倉庫作業は、想像以上に体力を使う仕事なので、最初は筋肉痛や疲れが出やすい点に注意が必要です。特に重い荷物を扱うことが多く、腰や腕に負担がかかりやすいため、正しい持ち方を意識することが大切だと感じました。また、繁忙期は作業量が一気に増え、残業や忙しさが続く場合もあります。スピードと正確さの両立が求められるため、慣れるまでは焦らず無理をしないことも重要です。防寒・暑さ対策など、季節ごとの体調管理もしっかりしておくと安心です
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

この人は30代の主婦で、佐川の仕分けを1年以上続けました。主婦の5人は、5人全員が「また働きたい」とも答えています。
自分と近い働き方の人がいるかも、気になる所です。40人の勤務日数を出します。
| 勤務日数 | 人数(40人・幅のある回答は少ないほうで数えた) |
|---|---|
| 週1日 | 3人 |
| 週3日 | 14人 |
| 週4日 | 12人 |
| 週5日 | 9人 |
| 単発(1日だけ) | 1人 |
| 日数を書いていない | 1人 |
週1日でAmazonのピッキングをした学生2人も、腰について書いていました。週1日でも、腰にくるときはきます。
腰のことを書いた人は、仕事全体をどう評価したのか。5段階の点数で、腰のことを書いていない18人とくらべます。
| 項目 | 腰のことを書いた22人 対 書いていない18人 |
|---|---|
| きつさ | 3.91 対 3.72 |
| 人間関係 | 3.27 対 3.11 |
| 職場環境 | 3.36 対 3.28 |
| サポート(社員・派遣会社の対応) | 3.41 対 3.33 |
| 給与・待遇 | 3.64 対 3.39 |
| 総合満足度 | 3.50 対 3.44 |
きつさは3.91で、書いていない人より0.19高くなりました。40人の平均は3.83です。
おもしろいのは、ほかの点数です。給与・待遇も総合満足度も、腰のことを書いた22人のほうが高い結果でした。
また働きたいかも聞いています。
| グループ | また働きたいと答えた人 |
|---|---|
| 腰のことを書いた22人 | 16人 |
| 書いていない18人 | 11人 |
| 40人全体 | 27人 |
割合にすると、腰のことを書いた人は約7割、書いていない人は約6割です。腰の負担があっても、多くの人は「また働きたい」と答えています。
体がきついことは、最初から分かって入っている人が多いのかもしれません。そのぶん、時給や職場の良さを見て評価しています。
一方で、腰のことを書いた22人のうち6人は「また働きたくない」と答えました。そのうち2人は、理由にはっきり腰を挙げています。
肉体系の仕事は絶対に体を酷使してどこかに支障をきたしてしまうのでやりたく無いですね。このバイトのせいかわかりませんが今も少し腰痛に悩まされているので又そうはなりたくありません。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

重労働であること、同じ姿勢であるため、腰とか腕への負担が大きいから長いこと続ける仕事ではないから。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

2人とも佐川の仕分けで、40代の男性でした。長く続ける仕事ではない、と感じた人もいるということです。
残りの4人の理由は、体力・単調さ・静かすぎる職場・人との相性でした。この4人の理由に、腰という言葉は出てきません。
では、経験者はどうやって腰と足を守っていたのか。40人の全部の回答から、対策の言葉を探しました。
| 回答に出てくる対策 | 人数(40人) |
|---|---|
| 靴(安全靴・クッション性のある靴) | 9人 |
| こまめな水分補給 | 4人 |
| インソール(靴の中敷き) | 2人 |
| 手袋・軍手 | 2人 |
| 正しい持ち方を意識する | 1人 |
| ストレッチ・体操 | 0人 |
| コルセット・サポーター | 0人 |
| 湿布・マッサージ | 0人 |
※回答に出てくる言葉をもとにした当サイトの集計です。
いちばん多いのは靴で、9人が書いていました。ストレッチやコルセットと書いた人は1人もいません。
経験者が最初に気にしたのは、腰そのものより足元でした。
靴について書いた9人のうち、7人が「準備しておくべき」とすすめています。
休憩時間以外はずっと立ちっぱなしで、広い倉庫内を歩き回るため、脚や腰をすぐに痛めます。なので、靴が合わないと地獄を見るので、クッション性のある安全靴を選定してました。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

この人は30代の主婦で、1日10kmくらい歩いていました。安全靴は、つま先に硬い芯が入った作業用の靴です。
歩数と立ち仕事が多いのでクッション性の高い靴必須。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

残りの2人は、靴が合わずに困った話でした。1人は安全靴の重さが負担だったと書き、もう1人は爪を痛めています。
4時間だけでしたが立ちっぱなしなので足と腰が痛くなります。また、個人的なことなのですが、安全靴が足の形に合わず足の爪が圧迫され続けて、内出血が起こってしまい、とても痛かったです。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

安全靴を貸してくれる現場でも、足に合うとは限りません。足に合わないと、かばう歩き方になって腰にもきます。
靴そのものを変えられないときは、中敷きで調整できます。
倉庫がとても広いので、最初は体力的にきつく感じることがあると思います。また、長時間の立ち仕事になるため、靴やインソールに自分に合ったものを用意しておくと疲れを軽減できます。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

体力勝負なので、クッション性の高いインソールや着圧ソックスなど装備は事前に準備。繁忙期は残業増・ペースが上がるため、こまめな水分補給と休憩でバテない工夫が必要。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

着圧ソックスは、足をしめつけてむくみを抑える靴下です。立ちっぱなしの仕事でよく使われます。
靴や服の選び方は、服装の記事にまとめています。
持ち方について書いたのは1人でした。佐川の仕分けを1年以上続けた人で、この言葉は先にも紹介しています。
回答が伝えているのは「重い荷物では持ち方を意識する」ということです。

床の荷物は、膝を曲げて腰を落としてから持ち上げます。荷物を体に近づけるのも基本です
腰だけを曲げて持ち上げると、負担が腰に集まります。足の力を使うつもりで持つと、腰は楽になります。
持ち上げたまま体をひねるのも、腰を痛めやすい動きです。向きを変えるときは、足ごと体の向きを変えてください。
手袋と水分補給も、何人かが書いていました。
腰痛持ちの人には絶対にお勧めしません。安全靴や手袋など、自分の体に合った装備をしっかり準備すべきです。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

体力仕事なので、最初は筋肉痛になりやすいです。水分補給や休憩を意識した方が良いです。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

手袋があると、段ボールがすべりにくくなります。荷物を落としかけて、無理な姿勢で支えることが減ります。
疲れてくると、持ち方も雑になりがちです。水分と休憩は、腰を守る対策でもあります。
腰痛対策でよく聞くストレッチとコルセットは、40人の回答に出てきません。湿布やマッサージという言葉もありませんでした。
やっていなかったのか、書かなかっただけなのかは分かりません。この調査で分かるのは、経験者がまず靴を挙げたということです。
腰に不安がある人は、仕事の前後に体を伸ばすのも1つの手です。コルセットを使う前に、痛みが続くなら医療機関で相談してください。
腰にくる時期にも、共通点がありました。腰のことを書いた22人のうち9人が、回答のどこかで「最初」と書いています。
「繁忙期」と書いた人も9人でした。この2つの時期に、腰の負担が集まります。
働き始めは、体がまだ作業に慣れていません。
とてつもなく広い倉庫内を歩き回るため、1日で10kmくらいは歩いていたので、最初の1週間は脚や腰が痛すぎて、とても辛かったです。ただ、自分が取り扱った商品が全国に出荷されていくのを想像すると、やってない人には分からないですが、目立たないけど少し誇らしく感じます。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

ひっきりなしにトラックが到着するため、絶え間なく流れてくる重量物をベルトコンベアに乗せる作業は想像以上にハードでした。腰への負担が大きく、最初の数週間は全身筋肉痛で心が折れそうになりましたが、パズルを解くように効率よく荷物を捌けた時は達成感がありました。チームで連携して予定時間内に全ての荷下ろしを終えた瞬間の解放感は何物にも代えがたいです。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

上はAmazonのピッキング、下は佐川の荷下ろしの人です。痛いのは最初の1週間から数週間、と2人とも書いています。
2人とも、そのあとは仕事を続けて「また働きたい」と答えました。最初の痛みが、ずっと続くわけではありません。
働き始めの話は、未経験の記事でもくわしく書いています。
もう1つの山は、荷物が増える繁忙期です。佐川の仕分けの2人が、荷物が倍になったと書いています。
立ちっぱなしで重い荷物を持つため、腰と腕に負担がかかります。繁忙期は荷物量が倍になり、スピードも求められるので体力勝負でした。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

荷物が倍になれば、持ち上げる回数も倍になります。残業が増えて、休む時間も減ります。
繁忙期だけの短期で入る人は、いきなり一番きつい時期から始まります。最初の週は、何日も続けて入る連勤を避けるほうが安全です。
先に紹介した、ピッキングバイトの17歳の人の回答を思い出してください。休み明けや長い休みのあとに、ぎっくり腰になると書いていました。
この人は食品倉庫のピッキングでした。ふだんは平気でも、休み明けは別だと書いています。
連休のあとの初日は、最初の週と同じつもりで入ってください。
腰痛持ちの人が、いちばん知りたい所です。注意点に腰のことを書いた9人の言葉を並べます。
腰痛持ちの人には絶対にお勧めしません。安全靴や手袋など、自分の体に合った装備をしっかり準備すべきです。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

いちばん強い言い方をしたのは、佐川の荷下ろしの人でした。20kgを超える荷物を持ち続けた人の言葉です。
体力があまり無い人はかなり注意が必要です。初日で腰を痛めてしまう可能性もあったりするため体力に不安がある人は考えた方がいいです。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

体力勝負なので、腰や膝に不安がある人は注意が必要です。夏は暑く冬は寒いので、服装の準備は必須です。荷物量によっては残業が続くこともあるため、生活リズムとの調整も必要です。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

佐川の仕分けの人たちも、腰に不安があるなら注意と書いています。
Amazonで働いた人の注意点は、少し言い方がやわらかくなります。
体力がない人にはきついと思う。腰痛持ちの人も、重い荷物なども時々発生するので気をつけた方が良い。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

過去に足や脚、腰を痛めたことがある人は、重い荷物を持つことがあるので要注意です。また、作業の速度はかなり早いうえ、初心者がトラブルを起こしてテンパっていてもお構いなしで荷物が流れてくるので、そういった状況が苦手な人は避けた方が良いと思います。
出典:amazonの倉庫バイト実態調査【生データ】

9人のうち、ここまでで5人の言葉を出しました。もう1人、佐川の仕分けの人は試用期間にふれています。
腰とか、腕に障害があるとか、持病がある人であればやめておいたほうが良く、事前のテスト期間で仕事を辞めさせられることがあり得ます。
出典:佐川急便の倉庫バイト実態調査【生データ】

「テスト期間」は、試用期間のことです。残る3人の注意点は「重い荷物で腰を痛める」「正しい持ち方」「慣れるまで足や腰に負担」でした。
Amazonの2人の注意点は「時々」「持つことがある」という書き方です。毎回ではないが、重い荷物はあると考えておくのが正確です。
同じ倉庫でも、持ち場で腰への負担は大きく変わります。腰に不安があるなら、担当業務を先に聞いてください。
ただし、希望どおりの作業に入れるとは限りません。40人のうち、配属の希望が通ったのは12人でした。腰のことを書いた22人でも6人です。
希望が通らないこともある前提で、求人を選ぶのが安全です。「小物仕分け」「梱包」など、業務名で募集している求人を探す手があります。
作業中に腰を痛めたら、がまんせずに現場の社員に伝えてください。派遣会社から来ている人は、派遣会社の担当者にも連絡します。
仕事中のけがは、労災(仕事中のけがの補償)の対象になることがあります。あとから言うより、その日のうちに伝えたほうが話が早く進みます。

腰の痛みは見た目で分かりません。自分から言わないと、周りは気づけないんです
腰にくる仕事なら、そのぶん時給は高いのか。時給を金額で答えた39人でくらべました。
| グループ | 時給の平均 |
|---|---|
| 時給を金額で答えた39人 | 1,279円 |
| 腰のことを書いた21人 | 1,293円 |
| 腰のことを書いていない18人 | 1,263円 |
| 腰と重い荷物を同じ回答に書いた10人 | 1,315円 |
40人のうち佐川の1人は、時給の欄に体験談を書いていたので外しています。その1人は腰と重い荷物の両方を書いていたので、腰の側が21人、重い荷物の側が10人です。
腰のことを書いた21人と書いていない18人の差は30円でした。腰にくる仕事だから時給が高い、とは言えない差です。
会社ごとに分けた数字も出します。
| グループ | 時給の平均 |
|---|---|
| Amazonで腰のことを書いた11人 | 1,323円 |
| Amazonで腰のことを書いていない9人 | 1,289円 |
| 佐川で腰のことを書いた10人 | 1,260円 |
| 佐川で腰のことを書いていない9人 | 1,237円 |
差はAmazonが34円、佐川が23円でした。どちらの会社でも、腰の負担で時給が大きく変わってはいません。
時給を上げたいなら、腰の負担より夜勤かどうかで選ぶほうが確実です。40人のうち、勤務時間に夜勤と書いた8人の時給は平均1,412円でした。
夜勤の8人のうち4人は、腰のことを書いていました。夜勤だから腰が楽、ということはなさそうです。
時給は、ピッキングバイトの30人も足した時給の記事でくわしく出しています。70人のうち、時給を金額で答えた69人の数字です。
拠点別・業務別の体験談はピッキングバイト.comに40本あります。自分に近い人の回答を探せます。
最後に、よく聞かれることをまとめます。答えはすべて、この記事で出した回答と数字がもとです。
多いです。経験者70人のうち30人が、腰の負担について書いていました。
Amazonと佐川の40人に限ると22人です。腰について答える設問は無いので、全員が自分から書いた数です。
40人の中で腰のことを書いた割合がいちばん低いのは、梱包の4人中1人でした。業務のきつさも3.25で、いちばん低い数字です。
ピッキングと仕分けは、どちらも11人中7人が腰のことを書いていました。
注意点に腰を書いた人は9人いました。荷下ろしの人は「腰痛持ちには絶対にお勧めしません」と書いています。
腰に不安があるなら、重い荷物の少ない持ち場を選んでください。応募のときに担当業務を確かめるのが先です。
経験者がいちばん多く書いたのは靴で、9人でした。クッション性のある靴か、中敷きを用意してください。
重い荷物は膝を曲げて体に近づけて持ちます。水分と休憩で、疲れをためないことも大切です。
40人の回答に、コルセットやサポーターの話は出てきませんでした。経験者の対策は、靴と持ち方が中心です。
痛みが続くなら、使う前に医療機関で相談するのが安心です。
最初の1週間、最初の数週間と書いた人がそれぞれいました。2人とも、そのあと続けて「また働きたい」と答えています。
ただし、今も腰痛が残っていると書いた人も1人います。痛みが引かないときは、無理に続けないでください。
女性は17人中11人が腰のことを書いていました。男性の23人中11人より、割合は高い結果です。
主婦の5人は5人全員が腰について書いています。それでも5人全員が「また働きたい」と答えていました。
高くはありません。腰のことを書いた21人の平均は1,293円でした。腰のことを書いていない18人は1,263円で、差は30円です。
倉庫バイトで腰にくる人は多く、70人のうち30人が書いていました。原因は重い荷物だけでなく、歩く距離と同じ姿勢もあります。
それでも、腰のことを書いた22人のうち16人は「また働きたい」と答えています。防ぎ方を知っていれば、続けられる仕事です。
- 経験者70人のうち30人が腰の負担を書いた
- 原因は重い荷物11人・歩く立ちっぱなし11人・同じ姿勢5人
- Amazonは歩く・立つ(7人)、佐川は重い荷物(7人)が中心
- ピッキングと仕分けは11人中7人。梱包は4人中1人
- 主婦の5人は5人全員。30代は14人中10人
- 腰のことを書いた22人でも16人が「また働きたい」
- 対策の話でいちばん多いのは靴(9人・うち7人が準備をすすめた)。インソール・手袋・水分補給・持ち方が続く
- 痛めやすいのは最初の数週間・繁忙期・休み明け
- 腰のことを書いた21人の時給は1,293円。腰にくる仕事でも時給は大きく変わらない
腰に不安がある人は、まず靴を用意してください。そして応募の前に、担当する作業を確かめてください。

腰にくるかどうかは、会社より持ち場で決まります。そこだけは先に聞いておいてください

